日曜日は、牧羊犬競技会でした。

DSC_1567(1).jpg

写真を見れば、一目瞭然なんですがぁ~
栄光の優勝旗は、2本とも我が家から旅だって行ってしまいました。

ナショナルスタイル5連覇を達成することができず・・・・・
また、シェパードスタイル4の初代チャンピオンにもなれず、
非常に残念ではありますが、
例年よりもハイレベルで混戦模様となった今大会、
実に楽しい1日を過ごさせていただきました♪

シェパードスタイルは、
参加者のレベル向上に伴い、
定期的なバージョンアップがされています。
そして、シェパードスタイル2とシェパードスタイル3の初代チャンピオンは、
一応、こま助チームが獲得していましてぇ・・・・
そのためナショナルスタイル5連覇とは別に、
シェパードスタイル節目での初代チャンピオン連続達成も狙っていたんですよねぇ



それぞれの競技風景などは、
また機会があったときにアップするとして、
とりあえずは、結果発表です



シェパードスタイル4の結果は

優勝 イーリス
2位  ステラ
3位  リヲン




ナショナルスタイルの結果は

優勝 スカイ
2位  こま助
3位  スプーン



両種目ともに、各チームに様々なドラマが生まれましたが、
結果を見ますと、やはり勝ち残るべきチームが残ったという感じで、
入賞ハンドラーの顔触れは、成長株のリオン君の飼い主さんのほかは、
家中がトロフィーだらけと思われる入賞常連組ばかりでした。



そんな中、絶妙なハンドリングで、
予選・決勝戦を走破して優勝したイーリスチームは、
犬、羊、ハンドラーの間に発生する力の強さや向きを
実に丁寧にコントロールしていた素晴らしい内容でした。
そして、イーリス&ステラは同一ハンドラーさんなので、
誰もが羨むワン・ツーフィニッシュです!

DSC_1232.jpg
イーリスチームに優勝旗を引き継ぎます。




そして予選98点、決勝99点の合計197点という
大会史上の最高得点で優勝を飾ったスカイチーム、
もう見事としかいいようがありません♩
こま助チームのナショナルスタイル四連覇も、
そう簡単にやぶられる記録でないと思っていますが、
(少なくとも4年は、やぶられないという…笑)
スカイチームのトータル197点という最高得点も、
今後、誰もやぶることが出来ないと思われる凄い記録です。

DSC_1501.jpg
残る1本の優勝旗をスカイチームに引き継ぎます。

顔・・完全に出ちゃってるカットがありますがぁ、
まぁ~ 優勝者ですしぃ~
皆さん「愛犬の友」とか「ドッグファン」とか「WAN」とかぁ・・
犬雑誌に実名入りで紹介されているような方達ですから、
まぁ、いっかなぁ・・・っと勝手に思っています。





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2017.05.24 決戦のとき
先日、本隊練習の日記を書いたときに、
好戦的な羊について触れましたが、

実際のところ、
どんな羊なのか?
どのような行為に出るのか?
どういうときにそうなるのか?
効果的な撃退法はあるのか?

正直に言えば、アマチュアの自分には分からない・・・
という一言につきるのですがぁ~
それでは、日記の話が先に進まないので、
牧羊犬講習会での自分達チームの経験や
他チームの見学等から感じたことを簡単に書いていきたいと思います。

8年半ほどの短い経験ですが、
ここ5年間は、ほぼ毎週末通っていますし、
畜舎出し&畜舎入れを始めた直近の2年間は、
早朝から夕方まで牧場で過ごしていますから、
経験10年以上の人達に近い経験値があると思っています。
(もちろんアマチュアレベルの中でのお話です


まず、どんな羊が犬に向かってきやすいかですが、
いくつか例外もある中で、必要以上に犬を気にする羊・・
つまり、ある意味で臆病な感じのする羊の方が、
犬に向かってきやすい傾向にあるように感じます。

例外としては、犬に隙があるときの種雄の存在だったり、
生後間もない小羊を抱えた母羊の存在等があります。
前者の場合は、犬に隙をつくらせないという簡単な対処法がありますが、
後者の方は、これといった対処法はないため、結構やっかいです。
もちろん力で押し切ることは容易にできますし、
そうせざるを得ない場合もありますが、
力で押し切ろうとして追い詰め過ぎた場合に
母羊が小羊を守ろうとして、犬に直接向かってくるような行動を取ると、
それが逆に小羊の仇になってしまう可能性がありますし、
そもそも容易に転倒するレベルの仔羊を
高速で移動する大群の中に入れたくはないという・・・
なので、母羊が守り続けるレベルの仔羊がいるときは、
基本的に受け流しながら、じっくりと、やり過ごすか、
必要ならば犬の方を退かせたりもします。
実際に本隊練習するときには、最初に親子チームを切り離し、
安全な隅っこの方に移動させたりしています。



犬を気にする羊の図・・・
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行為の方は、イロイロなんですが、
犬と羊に軋轢が生じて睨みあいになってから、
もっとも良く見られる最初の行動は足踏みです。
羊の足踏みには威嚇的な要素もあるのでしょうが、
犬の品定めをする手段のようにも感じます。

ですから、足踏みをしても犬が無反応で、
変わらぬプレッシャーを羊に与え続けると
多くの場合、羊は反転して犬の誘導に従いますが、
犬の方に少しでも怯んだ様子があると、
次の行為へと発展していきます。

次の行為として一番多いのは、
犬に少しだけ近づくというものですが、
ここで犬が更に怯んだ様子を見せてしまうと、
羊は『これは、いける!』と判断して、
犬に対して、頭突き等の直接的な反撃をしてきたり、
状況次第では、犬を追いかけ回したり、噛み付いたり…
なんていうことまであります。

実に不名誉なことですが、
我が相棒のこま助は、初めて間もない頃に、
羊に噛まれてしまったことがあります。
当時、工藤先生から
『頭突きされる犬は数多く見てきましたが、
羊に噛まれる犬を実際に見るのは初めてです。』
と言われてしまったくらい、珍しい事例のようです。
こま助…よっぽど弱かったんでしょうねぇ〜…涙


上の写真の続きです。
一旦は軋轢がおさまったのですが、
再び犬の方を睨む羊さんが・・・(先ほどと同じ羊さんです。)

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でもって、ここで動いたり、顔を背けたりするとぉ
羊は次の行動に出るのでしょうがぁ
怖くても我慢して羊さんを見続けていればぁ~

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羊さんは犬との睨みあいを辞め、
クルッと向きを反転させてぇ~

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はみ出し者から、
群れの一員Aに戻ります

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最後に、どういうときにそうなるのか?
これも本当のところは分かりかねますが、
自身の経験や他チームの練習風景などから察しますと、
好戦的な羊との軋轢は、
犬、そしてハンドラーが自らの力量を超えて、
羊を追い詰め過ぎたときに起きる可能性が高いようです。

そして、羊を追い詰め過ぎてしまったとき、
経験値の高い犬とハンドラーは、
力づくで強引に片づけるべきなのか、
力を受け流し緩やかに片づけるべきなのかを
即座に判断して実行に移しますから、
少なくとも羊に追いかけられるような事態に発展することはありません。

頭突きは、熟練した犬に対してでも結構あったりします。
おそらくですが、頭突きまでが・・羊の犬に対する様子見なんだと思います。
睨みあい・・足踏み・・近寄り・・・っで、
まだ判断が出来ないような状況のとき、
羊は最後のカマ賭けとしての頭突きをしてくるように思います。
もちろん尋常でない気迫を発するスーパードッグだったり、
ハンドラーがコントロールできないレベルの未熟な危犬?の場合には、
頭突きされるようなことはなく、羊達はただ逃げ回るだけとなります・・・・・



練習の過程では、わざと軋轢をつくり、
羊が犬に向かってきて来れるような状況をコーディネートして、
これを力ではね返すような練習をする必要もありますが、
基本的には、そもそも軋轢をつくらない・・
そのために、犬と羊の適性な距離を保ちながら追わせる。
これが一番大事な事のように思います。


写真シリーズの〆です・・・
せっかく群れの一員Aに戻る気になった羊さんですが、
再び追い込めば、すぐにはみ出し者に切り替わります。
なので、そうならないよう中途半端な状態で、
追い始めるのではなく、完全に群れに戻りきって、
群れに同化してから追わせるようにするのが、
最も賢いやり方ではないかと思っています。
経験の浅いチーム(特にハンドラー)が羊と犬の対峙に遭遇したとき、
せっかく動きはじめたのに、また同じ軋轢状態をつくり、
なかなか先に進めないことがありますが、
その多くは、犬を動かすタイミングが早いためと思われます。

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今週末の5月28日(日曜日)は、服部牧場で
第17回牧羊犬競技会が開催されます。

競技種目は、
ハンドラーが動けるけど、コースや旗門が複雑なシェパードスタイルと
ハンドラーは動けないけど、コースや旗門が単純なナショナルスタイルの2つです。

こま助チームは、例年どおり両方ともエントリーしますが、
11歳5ヶ月は、もう完全なシニア犬ですから、無理は禁物です。

まぁ、それでも出場するからには、上位入賞を狙いながら、
老犬ができる範囲で頑張りたいと思ってます。

正直なところ、ナショナルスタイルに関しては、
どうせなら5連覇という気持ちもありますが、
他チームの上達ぶりが目覚ましいのに対して、
こま助の方は、スピード、持久力、忍耐力の低下が、
この半年で加速度的に目立ってきていますから、
今回は、さすがに難しいかなぁ…


ということで、この時期恒例となっている
未練がましさ全開の記念撮影をやりました。


前回大会ではダブル優勝だったため、
今年は、優勝旗2本で記念撮影♩

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ナショナルスタイルで、
きっちり確実に回れるチームが増えてきたので、
来年の競技会では、群れ分けも取り入れたい・・
なんていう話しを工藤先生がしていました。

先日の日記に書いたとおり、
早朝畜舎出し訓練ではサクッと群れ分けしなければならないので、
これを何度も繰り返しているこま助チームにとっては、
群れ分けの導入は、有利な方向に働きますし、
スピードも持久力も落ちたけど、
まだなんとか羊についていけている状態の今の時期にやってみたいという気持ちもありましたが、
来年もナショナルスタイルで頑張れるような健康体でいるため、
日々のケアを頑張ろうという気持ちになれますから、
来年から導入ということで良かったのかもしれません。


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服部牧場では、5月頃になると昼夜放牧となり、
悪天候のとき以外には、羊を畜舎にしまわないため、
早朝の畜舎出し訓練ができなくなります。

自分とこま助のイカサマ技術のほとんどは、
もっぱら、この畜舎出し訓練で磨かれますから、
イカサマチーム的には、すこし残念な季節になってきました。

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いくつかの条件により違ってきますが、
大抵の場合、羊達は通路脇の餌を食べたがるので、
まず、ここで壁剥がしの技術を磨くことができます
あくまで練習……ですが、柵外です
畜舎内には牛・馬・豚など他の動物もいるので、
失敗は絶対に許されませんし、
こんな取っ掛かりの場面で手間取っていたら、
畜舎出しを任せくれる工藤先生にも申し訳が立ちません。
そのため、いつも効率性と確実性を模索しながら必死にやるので、
わずかな距離と時間であっても、とても沢山の勉強ができます。


畜舎に向かう道のりで、
犬をみて、天気を見て、気温を感じて・・
誘導するコースの状況を見て、
(牧場は、いつも同じ場所に同じ物があるとは限らないんですよね〜)
畜舎の扉を開けたら、畜舎全体の雰囲気を感じ、
羊の区画にたどりついたら、羊のテンションを感じ…
他の動物(もっぱら牛とポニー)の状況を見ながら、犬の配置を決めて・・
というような感じに
畜舎出し訓練のときには、
羊と犬が接触するずっと前から練習が始っています。


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畜舎から出たら、放牧場で待つ工藤先生のもとまで羊達を誘導して、
まずは、落ちこぼれ組3頭を復習コーナーで切り離します。
このときは、犬だけで切り分けるのではなく、
犬で出入口まで羊を寄せたら、
人の手で捕まえちゃうだけなのですが、
特定の羊を出入口付近に近寄らせる必要があるので、
群れ分けの基本部分(群れの中の個々の羊の力の流れを見極める眼、そして個々の力の流れを利用することにより群れの形状やその中の羊達の配置をコントロールする技術)を練習することができます。

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そして残ったエリート羊達を連れて柵外練習をしてから、
道路反対にある講習会への練習場へ羊達を誘導します。

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※一般の羊達のに比べれば、良い方なんですが、
エリート集団?たる訓練用羊にもタチの悪いのがいます。
犬の潜在的な能力だったり、羊との相性があったりして一概には言えませんが。
こういう面倒な奴等は、初心者から中級者がメインとなる講習会よりも、
中・上級者がメインの復習コースで使った方が無難だろうと言うことで、このような選別をしています。



講習会場に到着したら、今度は群れ分けです。
その日によって違いますが、
先生の指示に従い5:4:3とか6:3:3に分けて、
2箇所又は3箇所の練習場に羊を移動させて終了です。

DSC_4656.jpg

この群れ分けは、練習場の中でやるので、
逃走などを心配する必要はないのですが、
柵外練習を終え、練習場所に到着するのは7時20分近くなので、
チンタラやっていたら、次の受講チームに迷惑をかけてしまいます。

ですから、ここもスパっと手際良く分ける必要がありますから、
常に効率性・確実性を模索しながらやる真剣勝負です。

最近でこそ、群れの目が見えるというか、
力の矢印の方向や強弱が少しだけ感じ取れるようなったので、
これを利用してサクッと分けれるようになりましたが、
1年ほど前は、失敗を繰り返して、タイムオーバー・・・・
結局、出入り口の扉を使って分ける羽目になったことが何度もありました。



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2017.05.02 イカサマ飼主
先日の『久しぶりの本隊練習』の最後にも書きましたが、
自分もこま助もインチキが超得意です♪

例えばこちらのシーン

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柵周辺の羊達を全部すくいあげるつもりで、
『アウェイ』のコマンドを出したのですがぁ

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見事に4頭ほど取りこぼしまして…
シープドッグ講習会に参加したことある人が見れば、
完全な失敗であることが、一目瞭然なんですがぁ〜

たまたま練習風景を見学していた観光客の眼ならば、
我らインチキチームは、容易に欺くことができちゃいます。


どうやって、こんな大失敗を隠すのか?

それは、この大失敗の瞬間を見逃さず、
直ぐに大声で
そうだ、いいぞ〜
っと犬を褒めちゃうんです…
この場面で
こらぁ
と叱ったりしたら、
観ている人は、瞬時に
“あの犬、失敗したねぇ”
となりますが、
露骨な失敗に見えても、
ハンドラーが大声で褒めたりすると、
観ていた人達は
“え?失敗じゃないのぉ??”
っとなってしまうのです…


そんな???な状態になっているところで、
イカサマ飼主は、矢継ぎ早に次の手を打ちます。


このときは、取りこぼした羊達のことは気にもせず、
すくいあげた大半の群れだけの誘導を続けさせてぇ(もちろん、褒めながら…笑)

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残した羊達との距離を広げ・・適当なところで、
lie down
そして必殺の
look back
犬が後ろを振り返ったところで、
come bye!

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取りこぼした(切り分けた?)羊達の回収に向かわせます。

DSC_3442.jpg

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実情は、完全な失敗をなんとかフォロー・・・
という状態なんですが、失敗した瞬間に犬を褒め!
そこからスムーズに一連の流れを作って、
残した羊達を回収することによって、
あたかも意図的に群れを別け、片方だけを誘導し、
その後に、再びコマンドで群れを合流させる・・
少し高度な練習に取り組んでいるように見せかけることができるんです


そして、更にこの直後、意図的に群分けをして、
look backを使いながら、二つの群れを交互に誘導する練習をすることにより、
最初の失敗は、もはや意図的な演出に完全にすり替えてしまうことができるという・・・

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もちろん、群れ分けのときにもたついたり、
取りこぼしの羊達を更に取りこぼすようでは説得力がなくなりますから、
その辺りのことは、日々の練習で精進するのですが・・

つづく


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